野次馬とは、ある出来事が起こった際に面白半分で集まる人々の事を指す言葉ですが、なぜ「馬」という字が使われるのでしょうか。野次馬の語源についてご紹介します。

野次馬とは「親父馬(おやじうま)」が詰まって転訛したもので、本来は「歳をとった馬」という意味です。ではなぜその言葉が、事故や事件など見たさに集まる群衆を指す言葉になったのでしょうか。

とある説によると、歳をとってしまった親父馬は、ただただ若い馬の後をついていくことしか出来ないため、役に立たないという事から、事故や事件現場で無意味に騒ぎ立てる群衆を「親父馬(野次馬)」と蔑む意味で使われるようになったのです。この言葉から発展したものが、「野次を飛ばす」や「野次る」などという動詞になります。

野次馬は被害者にとっては非常に迷惑なものかも知れませんが、その例えに使われた馬はもっと迷惑なのではないでしょうか。