804枚の駒を使う将棋がある
将棋は日本で最もポピュラーなボードゲームといえます。通常の将棋(本将棋)では、8種類・20枚の駒を使います。自陣と対戦相手の駒が必要なので、2倍の40枚がゲームに使用されることになります。
世界最大の将棋
将棋にはいくつかの変則ルール(変則将棋)が存在しますが、中でも江戸時代に考案されたとされる「大局将棋」は209種類の駒を用い、その枚数は402枚にもなり、対戦相手の分と合わせると、合計で804枚もの駒を使用してゲームを行うことになります。
使用する盤面は36×36マスであり、世界的に見ても最大級のボードゲームであるとされます。
通常のルールでは王将が取られてしまったら負けになりますが、大局将棋はただ王将が取られても負けにはならないなど、非常に細かいルール設定もされています。