「避難場所」と「避難所」の違い
日本は地震大国です。年間数千回もの地震が記録され、時には大規模な地震が起こることも珍しくはありません。日本は海に囲まれた島国であり、大地震が起こるたびに津波の被害も心配されます。また火山の噴火の危険性や、台風の通り道であったりと、何かと自然災害の多い国です。
まずどちらに逃げるべき?
いつ起こるか分からない自然災害の中、意識しておきたいのはいざという時にどこに避難するのかということ。お住みである地域のハザードマップを手に入れておくことも重要です。さて、それではいざ災害が起こって避難しなければならない場合、「避難場所」と「避難所」のどちらに行けば良いのでしょうか。
「避難場所」というのは、その災害から身を守るべく避難する場所のことです。火災であれば周りに燃えるようなものが少ない場所であったり、水害であれば出来る限り海抜が高い場所であったりと、災害の種類によって異なります。
そして「避難所」とは、各種災害によって自宅に住むことが困難な状況に陥った場合に、一時的に生活をする場所のことです。学校の体育館や地域の公民館など、大人数が収容可能な施設が開放されることがほとんどです。