日本語ではそのものが何なのかによって単位が変わるため、非常に難しく感じます。特に魚類は20種類以上もの単位が存在するということですが、なぜそのように多くの単位を使い分ける必要があるのでしょうか。

魚の単位

「匹」「尾」「本」「枚」「杯」「折」「喉」「ちょぼ」「丁」「頭」などなど、メジャーなところからマイナーなところまで、これらは魚類を数えるときに使われる単位の一部です。

江戸時代の頃には、商人が魚を買い付け、「俸手振り」と呼ばれる売り手に魚を渡し、町に出向いて販売をしていました。俸手振りとは、時代劇などでよく目にする、桶を天秤のようにして棒にかけ、肩に担いで商品を売り歩く者のことです。

商人から俸手振りに魚を渡す際に、商人は記帳を行いますが、この記帳をスピーディに効率よくこなすために様々な単位が生まれたと言われます。つまりその日に買い付けた魚がアジとイカとサンマがそれぞれ5匹ずつだった場合、「アジ5匹、イカ5匹、サンマ5匹」と書くよりも「5匹、5杯、5本」と書くだけで済むということです。