栗の皮が簡単に剥けるようになる一手間
秋の味覚の代表として人気の高い栗は、栗ご飯を始めとして様々な形で食卓に並ぶことがあるでしょう。しかし調理の際に面倒なのが皮むきです。
栗の皮むきを簡単にする方法
栗の皮は、外側の硬い「鬼皮」と呼ばれる外皮と、その内側にある薄い「渋皮」の二重構造になっています。特に鬼皮は何個も連続して剥いていると、指が段々と痛くなってくるほどです。そこでオススメの一手間は、栗を皮ごと冷凍してしまうことです。
ただし単純に冷凍庫に栗をそのまま入れてはいけません。虫よけと下処理が必要になります。その手順は、1時間水に浸けた後、アクをとりつつ弱火で50分茹でます。その後は水気を切れば冷凍する準備は整います。
一度冷凍し、解凍することで鬼皮は柔らかくなり、渋皮も実との間に隙間ができて剥きやすくなります。解凍は常温で30分ほど放置すれば良いだけです。冷凍することによって、使いきれなかった分の栗も、そのまま3ヶ月程度は品質を保つことが可能になります。