「ベランダ」と「バルコニー」と「テラス」の違い
例えば賃貸物件を探している時に、テラスが付いていますと書いてあったとしよう。皆さんは一体どのようなものを想像するだろうか。
今回の雑学では、ベランダとバルコニーとテラスの違いをご紹介します。
ベランダとバルコニーとテラスの違い
いずれも屋外にせり出ていて、洗濯物などが干せるようなスペースという印象がありますが、それぞれの違いは何なのでしょうか。
ベランダ
屋根のついているスペース。主に二階以上に設置されているものを指すことが多いが、一階にあったとしても屋根が付いていればベランダと呼んでも間違いではない。
日本家屋における縁側も、厳密にはベランダと言える。
バルコニー
ベランダよりもスペースが広い場合が多い。ベランダと同じく二階以上に設置されていて、かつ屋根のないものを指す。
日本の建築基準法施行令で、100cm以上の幅と110cm以上の手すりを付けることが定められている。
テラス
主に一階に作られる。このスペースは住宅の居住空間の延長線として設計されることが多いため、建物の内外を行き来する入り口には段差などがなく、同じ高さで作られることが多い。
例外として、ビルの屋上などにある広いスペースもテラスと呼ぶことがある。
明確な違いはあるのだけれど、どこか曖昧な気がします。物件を探す際は必ず自身の目でチェックしなければならないポイントでしょう。