ハワイの名物の一つに、ノースショアに起こる良質ながあります。一度はこのビッグウェーブでサーフィンをしてみたいと夢見るサーファーも多いことでしょう。実はこの波、日本で作られていることはご存知でしょうか。

今回の雑学では、ハワイの波を日本が作れる理由についてご紹介します。

波は旅をする

波が作られるのは海原に吹き付ける風の影響。この風が強いほど大きな波が生まれるのです。

ハワイが絶好のサーフィン日和の中、日本は冬のまっただ中。気圧配置は西高東低になっています。この時、シベリア側の高気圧から、北海道沖である太平洋側の低気圧に向かって強い風が吹き続けます。約2週間もの長い間、強い風に吹き続けられた海原には大きな波が南へ向かって進行していきます。

邪魔をするものが何もない海原で、波は止まることを知りません。そのままハワイ諸島の北側の海岸、ノースショアにそのままの勢いで乗り込むため、ハワイでは高波によるサーフィンが楽しめるというわけです。