パスタを茹でる時に塩を入れる理由
パスタを作る際の最も大切なポイントといえば、麺をアルデンテの硬さに茹でる事と、茹でる際に塩を入れることでしょう。一体なぜ塩を入れるのでしょうか。
今回の雑学では、パスタを茹でる際に塩を入れる理由についてご紹介します。
麺との相性にヒントがある
一般的には水1リットルに対して塩10グラムの割合で茹でるのが良いとされています。そうする事によって、パスタの麺に絶妙なしょっぱさが加わり美味しくなるのですが、なぜ美味しくなるのかがポイントです。
パスタの麺はセモリナ粉を原料としています。このセモリナ粉は小麦粉などと比べると甘さがあるのが分かります。スイカに塩をかけて食べると甘みが引き立つように、セモリナ粉を原料としたパスタ麺に塩を加える事で、麺の甘さを引き立たせているというワケです。
投入する塩はこれといって決められているわけではないので、海から取れる普通の塩を使うのか、はたまた岩塩か、味塩なのか。パスタの家庭の味は塩によって決まるといってもよいでしょう。