毎年、花粉の季節になると花粉症の方は鼻水が滝の様に流れでて辛い思いをしていることでしょう。花粉症はアレルギーによる発作ですが、自分は大丈夫とあなどってはいけません。アレルギー物質はコップに水を注ぐように蓄積され、いつ溢れ出て発作を引き起こすのか分からないと言われます。

鼻水のメカニズム

普段はそんな花粉症や風邪の症状などを除いては、そんなに鼻水が分泌されていることを実感することはありませんが、実は一日1リットルものを分泌しているのです。

鼻水は鼻から吸った空気に適度な湿気を与えたり、粘膜を保護するために常に分泌されています。なぜ鼻水が鼻の穴から体外へと排出されないのかというと、鼻の奥の鼻腔に生えている極小さな毛、線毛が毎秒10回以上も振動することによって、喉へと運んでいるのです。

すなわち、無意識のうちに1リットルの鼻水を飲み込んでいるということです。