フランスにある最も古く、新しい橋
フランスの首都パリには「ポンヌフ橋」という橋があります。シテ島を経由してセーヌ川を跨ぐ、全長238mのポンヌフ橋。1992年にはポンヌフ橋を舞台にしたフランスの純愛映画『ポンヌフ橋の恋人』も話題になり、パリで最も有名な橋の内の一つと言えます。
ポンヌフの意味
ポンヌフは日本語に訳すと「新しい橋」という意味になります。しかしポンヌフ橋の着工は1578年、完成して開通式が行われたのは1606年の事。これまでパリには橋というものが存在しなかったのです。つまりポンヌフ橋は「新しい橋」と言われながらも、パリで最も古い橋なのです。