ムササビモモンガも、どちらも夜行性のリス科の動物で、手足や腹にある皮膜を広げて滑空するのが特徴です。それでは一体両者の違いはどこにあるのでしょうか。

ムササビとモモンガの違い

最大の違いは大きさです。ムササビの体長が50cm程なのに対して、モモンガは20cm程しかありません。滑空距離も大型のムササビの方が圧倒的に長く、ゆうに120m以上は滑空できるのです。そのスピードも非常に早く、秒速16mで移動可能です。

かつて平安時代ではムササビとモモンガは区別されていませんでしたが、江戸時代になると「モモングァ」という言葉が生まれ、ムササビとモモンガは区別されるようになりました。