お腹に赤ん坊を入れて、ピョンピョンと跳ねる姿が愛らしいカンガルー。そんなカンガルーは、なぜカンガルーという名前になったのでしょうか。
語源を探ると面白いエピソードがありました。

カンガルーは存在しない

その昔、西洋人が初めてカンガルーを目にした際、現地の人に対して「この動物はなんという名前なのか?」と尋ねました。
しかし現地の方はなんと伝えて良いか分からず、「分からない」と答えたそうです。
この「分からない」が現地語で「カンガルー」と発音することから、西洋人は「あの動物はカンガルーという名前なのか」と勘違いからこの名前が定着したというエピソードがあります。

しかしこの説は有力なものではなく、本来「跳ぶもの、跳ねるもの」を意味する「Gangurru」が変化して「カンガルー(kangaroo)」になったという説が有力になっています。

前半のエピソードは英語の教科書などに載ってしまった事もあり、世間に広く誤解を招いてしまったエピソードだということです。