日本では1977年から発売が開始されたチュッパチャプス。2016年までは森永製菓が販売していたことから日本のお菓子という印象が持たれがちですが、じつはスペイン生まれの輸入菓子です。独特なロゴとパッケージデザインが特徴的ですが、これをデザインしたのはとある天才画家でした。

その天才画家とは

1969年、チュッパチャプスの考案者であるアンリック・バルナットは、チュッパチャプスを世界展開させるため、そのロゴを同じくスペイン出身の天才画家であるサルバドール・ダリに、一緒に食事をした席で依頼しました。

依頼をされたダリは、その場でナプキンにデイジーの花をあしらったデザイン画を描きあげたのです。即座にこのデザインを気に入ったバルナットは、このデザインを採用し、現在に至ります。

ちなみに「チュッパ」はスペイン語で「舐める」という意味で、「チャプス」はスペインで最初にロリポップキャンディに付けられたブランド名であり、消費者がこのアメのことを「チュッパチャプス」と呼ぶようになったのが商品名となったのです。