ルイヴィトンと日本文化の関係
日本だけで年間1500億円以上も売り上げると言われている人気ブランド『ルイヴィトン』。ルイ・ヴィトンはフランスのスーツケース職人であるルイ・ヴィトン氏が、1854年に創設した人気ブランドです。しかしフランスで生まれたブランドが、日本の芸術文化と非常に強いインスピレーションを受けているのです。
ジャポニズムとの出会い
1878年にフランスで開催された万国博覧会にて、ルイ・ヴィトンは日本文化であるジャポニズムと出会ったのです。万国博覧会では5万社以上もの企業が出展し、その中でもひときわ注目を集めたのが日本のパビリオンでした。
この出展物の中には家紋のついた品物があり、ルイ・ヴィトンはこれをヒントにモノグラム・ラインを考案したとされます。
また、日本の市松模様からヒント得て、ダミエ・ラインが考案されたとも言われています。
万国博覧会から100年後の1978年に、東京にルイ・ヴィトンの支店がオープン。それ以降、トップブランドとして日本でも脚光を浴びるのでした。