ソフトドリンクやコーヒー、アルコール飲料などの飲み物から、ゼリーやアメなどの食品にいたるまで、様々な製品で「カロリーゼロ」や「ノンカロリー」、「カロリーオフ」といった表記が見られます。しかし「カロリーゼロ」と書かれていても、「0kcal」というわけではないのです。

カロリー表記の秘密

まず、カロリーの表記には「カロリーゼロ」や「ノンカロリー」という、カロリーが「含まれない」表記と、「カロリーオフ」や「カロリー控えめ」などの、カロリーが「少ない」表記の二種類があります。

食品表示基準または栄養表示基準によると、食品100g、飲料100mlに含まれるカロリー数で分別されます。

100g、100mlあたり20kcal未満であれば、カロリーオフやカロリー控えめなどの「低カロリー」を表記することができます。注意すべきは「含まれない」はずの表記で、5kcal未満であれば「カロリーゼロ」や「ノンカロリー」を表記して良いことになっているのです。