その姿形から、芽キャベツはまだ成長しきっていないキャベツを収穫したものだと思われているようですが、芽キャベツはキャベツの子どもの状態というわけではありません。

芽キャベツは何者?

キャベツも芽キャベツもアブラナ科に属していますが、それは芽キャベツがもともとキャベツを品種改良して出来た植物だからです。つまりキャベツも芽キャベツも、食品売り場に出回る状態はすでに成熟した状態であるということです。

キャベツは畑で葉を巻いて球形になっていきます。対して芽キャベツは長い茎に、まるでブドウの房のようにいくつも身がなります。その数は一株から約50個にもなります。

キャベツをギュッと凝縮したようなその姿そのままに、栄養価もキャベツよりも豊富で、スープやシチューなどと相性がピッタリなので、積極的に摂取していきたい食品でもあります。