パンは全部食べられるものであり、食パンだけに「食」の字をつけるのはおかしくないですか?

今回の雑学では、なぜ食パンだけがこんな名前になったのか、その由来をご紹介します。

食べるパンだと知らせる必要があった

実は食パンというネーミングになったのには諸説あります。非常に多くの説があります。

  • デッサンの際に消しゴムの代わりにパンを使うため、これは食べるようのパンであるとして「食パン」となった説
  • 菓子パンと比べて、食事用のパンであることから「食パン」となった説
  • フライパンなどのパンと混合しないように「食パン」となった説

いずれにしても他のパンとの差別化のために名付けられたのは間違いないようです。

ちなみに

食パンの外側の茶色い部分を「耳」といいますが、この正式名称は「外皮(がいひ)」といいます。また、中身の白い方は「内相(ないそう)」といいます。

食パンの袋についているコの字型の留め具の正式名称は、別の記事でご紹介していますので、是非ご覧ください。