サラダなどで多く見かける「サニーレタス」。赤味がかった独特な葉は、パリッとした普通のレタスとは違った食感を持つ、定番のレタスとなっています。

サニーレタスと一般的なレタスの違い

レタスは大きく「結球レタス」「リーフレタス」「立ちレタス」「茎レタス」の4種類に分けることができます。私たちが普段目にする一般的なレタスは結球レタスであり、玉レタスとも呼ばれます。そしてサニーレタスはリーフ(葉っぱ)レタスの一種です。サニーレタスと似たもので、焼き肉で肉を包んで食べるサンチュがありますが、これは茎レタスの一種です。

実はサニーレタスは和製英語であり、英語圏では「レッドリーフレタス(赤い葉のレタス)」などと呼ばれます。日本で初めてサニーレタスが作られたのは1965年頃のことで、レストランの厨房で玉レタスを一枚ずつ剥がしている様子を見て、もっと手間のかからないレタスを開発したらどうか、というところから「プライズヘッド」という品種のリーフレタスを元に改良を加えました。

サニーレタスの特徴はなんといっても赤味がかった葉にあり、これを「太陽の恵みにより赤く染まった」とし、陽が当たることを意味する「サニー(SUNNY)」と名付けたのです。