特に冬場に多く発生する静電気。ドアノブや車の乗降時などなど、生活のあらゆるシーンで静電気は発生します。バチッと発生する静電気は痛みを感じますが、実際に静電気で感電死することは起こりえるのでしょうか。

静電気における被害

静電気による事故が発生した事例に、ガソリンスタンドの給油時の引火が挙げられます。そのため、特にセルフで給油を行う際には必ず静電気除去シートに触れてから給油を行う必要があります。

事故以外、つまりは病気や怪我に直接繋がるかというと、この可能性も否定はできません。静電気を多く体内に蓄えている人は、血流が悪くなっているそうで、冷えや肩こりなどの原因となります。場合によっては不整脈やガンなどに繋がる恐れもあり、命に関わってきます。

また、体内の静電気によって神経細胞が破壊され、アルツハイマーなどの認知症にかかりやすくなるともされます。

静電気が発生した電力による感電死の可能性は極めて低いようですが、健康被害が起こる可能性は十分にありえるため、静電気が頻発する人はこまめに壁などのコンクリートやゴム素材のものを触ると良いでしょう。