「なぜか書店に行くとトイレに行きたくなる」現象は、多くの方が体験したことがあるでしょう。しかも限って大便の方なはずです。

書店と便意の因果関係

一説には、本のインクがお腹を刺激するからだとか言われています。しかし結論から言うと、これといった因果関係が発見されてはいないのです。ですが、古くからこの現象についての研究は行われており、なんとこの現象には名前が付いているのです。

1985年、『本の雑誌』という雑誌の読者投稿にて、この書店と便意の投稿が持ちあげられました。すると同様の症状が出て困っているなどの意見が多く寄せられ、次号では「いま書店界を震撼させる現象」として特集記事が組まれたのです。

初めてこの現象について投稿した女性の名前から、この現象名は「青木まりこ現象」と呼ばれるようになったのです。