ウォシュレットを使いすぎると病気になる
日本ではウォシュレットの普及率は70%を超えると言われていますが、じつは海外ではあまりお目にかかることはありません。来日した外国人からは「日本のトイレは素晴らしい」という感想が多く聞けます。そんな大変便利なウォシュレットですが、使いすぎには要注意なのです。
ウォシュレットの使用方法
そもそも「ウォシュレット」というのは住宅設備機器を製造するメーカーであるTOTO株式会社の商標登録で、ウォシュレットの正式名称は「温水洗浄便座」と呼びます。そしてこの温水洗浄便座を使いすぎてしまうと、「温水洗浄便座症候群」という病気になってしまうのです。
温水洗浄便座で肛門を必要以上に洗浄してしまうと、皮膚の表面に沢山いる常在菌が洗い流されてしまい、抵抗力が弱まり、かぶれや湿疹を引き起こす原因になってしまいます。
温水洗浄便座の水流は可能な限り弱く、使用時間は長くても30秒以内に終わらせるようにしましょう。肛門付近に傷や出血がある時は使用せず、拭く際にも紙でこすらず抑えるようにして水分を吸い取るように拭くようにしましょう。