特に冬場の乾燥する季節に活躍する家電が加湿器です。タンクに入れた水を蒸発させ、その水蒸気で室内の湿度を高めます。そこで、体を気づかってタンクに入れる水をミネラルウォーターにする人がいますが、実はタンクに入れる水は水道水が適しています。

加湿器に使うべき水

飲み水とされる水道水は塩素で処理が行われています。逆にミネラルウォーターや浄水器でろ過された水、井戸水などの水は、塩素処理が行われていないがためにカビや雑菌が繁殖しやすいというデメリットがあります。タンクに長時間入れられた水の中でカビが発生し、それが蒸気になって部屋に広がっていると考えると恐ろしいものです。

また、加湿器は設置場所にも注意が必要です。窓際やエアコンの近くに置いてしまうと、加湿器に内蔵されている湿度センサーが上手く湿度を感知できず、部屋の湿度を正しく保てない場合があります。