薬を飲む際は水またはぬるま湯で飲むのが最適とされます。これは薬の効果をしっかりと引き出すためであり、水以外で飲むと余計な副作用を引き起こしたり、成分が正しく作用されないことがあります。しかし注意するのは飲み物だけではなく、食べ物にもあります。

薬と食べ物の組み合わせ

例えば現代病ともいえるうつ病は、今ではその患者数が100万人を超えています。処方される抗うつ薬は、チーズと一緒に摂取してしまうと頭痛や発疹などの副作用を引き起こしやすくなります。

他にも一般的に処方されやすいものとして抗生物質がありますが、抗生物質をヨーグルトと一緒に摂取してはいけません。ヨーグルトに含まれるカルシウムのせいで、薬の効果が弱まってしまいます。よく薬を飲むのが苦手な人が、ヨーグルトに薬を混ぜて飲み込むというのを見かけますが、これは抗生物質では良くないことなのです。

薬の用法用量だけでなく、飲み物や食べ物の組み合わせにも気をつけましょう。