日本には全国に18万個を超える郵便ポストが設置されています。中には「こんな所にポストを設置して利用客はいるのか?」と思う場所にあるポストもあります。そんな常識を凌駕するように、日本では海の中にもポストが設置されているのです。

世にも珍しい海底ポスト

1999年4月に開催された「南紀熊野体験博」でのイベントの一つとして、和歌山県すさみ町の海岸から100m、水深10mの海底に郵便ポストが設置されました。このポストは「海底ポスト」と呼ばれ、1日平均10通、週末や夏休みには50通のハガキが投函される人気スポットになっており、投函されたハガキはダイバーが毎日回収し、しっかりと宛先へと届けられる仕組みになっています。

さらに2013年にはNAHAえんがん共同企業体が沖縄県那覇市の波の上うみそら公園内の水深7mの海底の2か所にポストを設置したことで、日本全国では3ヶ所に海底ポストが存在することになりました。