ガムテープはクラフト紙の表面に糊(のり)を塗って乾燥させ、帯状にしたものです。日常生活のあらゆる面で役に立つアイテムですが、全く役に立たない使い方をご紹介しましょう。

ガムテープから光を作る

まずはガムテープとガムテープを貼り合わせます。部屋を暗くしたら、貼り合わせたガムテープを端っこから一気に剥がしてみましょう。すると発光することが確認できると思います。

この現象は「摩擦発光(摩擦ルミネセンス)」と呼ばれるもので、未だ解明されていない謎が多い現象です。物質中の化学結合が破壊され、電荷の分離、再結合によって光が発生すると考えられています。

また、この光にはX線が含まれているという論文も提出されているそうです。

日常生活で全く役には立ちそうもありませんが、一発ネタとして発光を観察するのもよいかも知れません。