ビーチバレーでボールに施されている工夫とは?
1996年のアトランタオリンピックからオリンピックの正式種目に採用されているビーチバレー。通常のバレーボールから派生したスポーツで、レジャースポーツとしてアメリカで誕生した後にヨーロッパへと伝わり、世界中へ浸透していきました。
ビーチバレーの規定
バレーボールは室内で行われる6人制のスポーツですが、ビーチバレーはその名の通り砂浜で行われ、2人一組のチームで行われることはご存知の通りです。
ルールは基本的には通常のバレーボールと同様ですが、ユニフォームは基本的にはタンクトップや水着を着用しますが、特に規定がない場合は比較的自由になります。また、日差しを避けるための帽子やサングラスを着用することも許されています。
バレーボールと大きく違うのは使用されるボールにあります。砂の上というコンディションに加え、コートには2人の選手しかいないため、ラリーを続ける難しさを考慮してか、ビーチバレーで使用されるボールの空気圧は通常のバレーボールで使用されるボールに比べて30%程低く設定されています。
空気圧が低いことで強いショットが打てなくなり、球速もゆっくりになるのです。