「レシーブ、トス、アタック!」の三拍子で行われるバレーボールは、その全ての動作を手で行わなければいけないと思い込んでいる方もいるはずです。しかしじつはバレーボールは全身どこでも使っていいスポーツなのです。

バレーボールの返球ルール

スポーツのルールは事ある毎に変遷を繰り返しています。バレーボールも例外ではなく、今まで幾度もルールが改正されてきました。そんな中、1995年に「膝から下での打球も、反則ではなくなる。」というルールの改正が行われました。つまり足を使っても良いことになったのです。ルール改正前から頭によるヘディングも認められているのです。

実際にプロの試合でも、レシーブに失敗してコート外にボールが大きくそれてしまった場合、ダッシュで追いついてそのままスライディングするように足を伸ばして返球するといった場面を稀に見れることがあります。