キャッチャーがライナーを捕った珍プレイがある
野球の試合でキャッチャーがライナーを捕球することはまずあり得ません。ライナーとは、バッターが打った低い弾道で一直線に飛ぶ打球のことです。この球をキャッチャーが捕球することは物理的に不可能と思われますが、それを実現してしまった試合があるのです。
キャッチャーライナー
1965年5月、現在の読売ジャイアンツと広島カープの試合で、巨人のバッターが打った球が、広島のピッチャーの右ひざを直撃し、跳ね返ったボールがキャッチャーのミットに収まったのです。この間、ボールはもちろんノーバウンドで、キャッチャーライナーとして記録されました。
これはプロ野球が発足してから80年以上の歴史の中、唯一無二の記録とされます。