冷蔵庫の置く位置を意識するだけで電気代が節約できる
資源エネルギー庁が発表しているデータによると、家電において年間の消費電力量が最も多いのは冷蔵庫で、一世帯で使用する電力の約15%もの電力を冷蔵庫が占めているそうです。確かに冷蔵庫は24時間365日止めることをしませんので、当然といえば当然でしょう。だからこそ、冷蔵庫の消費電力を節約する必要がありそうです。
冷蔵庫と省エネ
冷蔵庫の節約の基本として、設定温度を下げたり、物を詰めすぎないこと、扉の開閉の回数をできるだけ少なくするというのは有名なところです。しかし冷蔵庫を設置する位置を変えるだけでも節約に繋がります。
冷蔵庫を適切な位置に設置する目的は、冷蔵庫本体になるべく熱を溜めさせないことにあります。そのため、コンロからできるだけ離したり、冷蔵庫の後ろを壁から最低10cmは離したりする工夫が大切になります。また、冷蔵庫の上に物を置いておくのも、冷蔵庫本体に熱を溜め込んでしまう原因となります。
ちなみに、冷蔵庫は物を詰めすぎないことが省エネに繋がりますが、冷凍庫に関してはギュウギュウに物を詰め込んでいた方が、保冷効果が高まって省エネに繋がります。
これらを確実に実践すると、年間で数千円〜1万円程度の節約も可能とされます。