日本は世界平均の約2倍の降水量があります。四季もしっかりと分かれていることから、雨に関する言葉がたくさんあり、日本における雨の呼び名はなんと400種類以上もあるとされます。

雨の語彙

例えば梅雨時期に降る雨でも、梅雨入り前に雨が続く「走り梅雨」、梅雨なのに少ない雨模様を表す「空（から）梅雨」、梅雨の終盤に降る激しい雨の「暴れ梅雨」、梅雨の終わりに降る「送り梅雨」、梅雨明け後に再び雨が降り続く「戻り梅雨」など、梅雨に関する雨の言葉だけでもたくさんの種類があります。

季節ごとの雨の種類、振り方による雨の種類、その他様々な言い回しがあり、難しいといわれる日本語ならではの言葉の多さが垣間見れます。