お膳料理の汁物のフタに水滴が付いている理由
汁物はそのお店のステータスをはかる上で重要な料理の一つと言えます。会席料理などで運ばれてくるお膳の汁物には必ずと言っていいほどフタが付いており、さらに本当に真心を込めてお客様をもてなそうとしているお店は、必ずお椀のフタに水滴を付けるのです。
お椀の水滴の意味
この水滴には「まだ誰も手を付けていません」という意味が込められているのです。つまりは、料理が作られて盛り付けされてからお客様の手元に届くまで、誰もお椀のフタを開けていませんよ。という事なのです。さらに、汁物にも盛り付けの前後があり、水滴が付いている方が前であるといった、目印としても利用されるのです。