エレベーターの中や、授業中、会議中などなど。静かな密室で前兆もなくお腹がグーッと鳴ってしまって恥かしい思いをしたことはありませんか？

今回の雑学でお腹の鳴る仕組みを理解し、同時に簡単な改善法を習得しましょう。

なぜお腹がなってしまうのか

まずお腹がなってしまう時の満腹感は関係ありません。お腹がいっぱいでも空いててもどちらでも鳴ってしまうのです。まずはそのメカニズムを知っておきましょう。

満腹時に鳴るケース

食べ物を食べた後、胃で消化された食べ物は腸に送り出されます。腸では栄養を吸収しながら同時に食べ物を消化します。この腸で消化活動が行われる際に微量のガスが発生し、お腹が鳴る原因になります。

慢性的に満腹時、すなわち腸で音が鳴ってしまう方は、過敏性腸症候群の可能性があります。れっきとした病気なので、気になる方は医師に相談した方が良いでしょう。主にストレスや睡眠不足からくる精神的な病気になります。

空腹時に鳴るケース

空腹を感じる要員は、体内の血糖値の低下を脳が感知する事で起こります。空腹を感じると、胃は伸縮動作を繰り返し、胃の中の空気を腸に送り込む際に音が鳴ってしまいます。

この事から、お腹が空いたらすぐに食べ物を食べればいいと考えるのは逆効果で、間食は胃の活動のバランスを崩す原因になります。正しく改善したい場合は、決められた時間にしっかりと食事を取ることを意識し、胃の活動のバランスを整えてあげることが重要です。