アイスクリームはもともと薬として食べられていた?
子どもから大人まで、嫌いな人はいないはずのアイスクリーム。その発祥はデザートではなく、薬や栄養食品として食べられていたといいます。
今回の雑学では、アイスクリームの発祥についてご紹介します。
アイスクリームの歴史
アイスクリームが開発された当時は、現代のように生クリームなどが練りこまれているものではなく、天然の氷や雪に蜜や果汁などのシロップをかけて食べたのが初まりとされています。
当時は冬から氷を保管しておき、戦場にいる兵士の疲労回復薬として振る舞われていたのです。現在のようなアイスクリーム作りの技術はありませんでしたので、かき氷に近いアイスクリームだったようです。
これが後にデザートとして食べられるようになったのは、16世紀から17世紀といわれています。