日本でもイヌを愛する人は多いですが、国がイヌに関して何かを制限したりする特別な法律はありません。しかしイタリアではイヌに関した面白い法律があるのです。

イヌの散歩は飼い主の義務

特にヨーロッパでは国民一人あたりが飼っているイヌの頭数が世界中で特に多く、ドイツやスイス、オランダ、そしてイタリアなどの国々ではイヌ税が導入されています。

そんな中、イタリアではイヌの散歩に関する法律があります。例えばトリノでは、散歩は自転車やバイクで行なってはいけなく、徒歩でなければいけません。そして一日に3回は散歩に連れていかなければならないのです。

もしこれらの条例を破ってしまうと、日本円で約6万円の罰金がかせられてしまうのです。

前述したようにヨーロッパでは多くのイヌやネコが飼われており、それに相まってペットを捨てる人が多かったといいます。散歩に関する法律や条例ができたのも、厳格に違反者を取り締まるためではなく、ペットを大切にしましょうという気持ちから生まれたものなのでしょう。