人間を始めとし、約4300~4600種類もの数がいるといわれる哺乳類。数多くの種の中で、唯一ゾウだけがジャンプが出来ないと言われています。

ジャンプとは

まずはジャンプの定義を決めましょう。今回の場合は足または前足を含む四肢が地から離れた瞬間をジャンプと定義します。犬や猫のような動物は、飛び跳ねてて獲物を捕まえたり、人間にじゃれてきたりするイメージがあります。その他の四足歩行動物も、飛び跳ねるようなジャンプはしなくとも、走る瞬間に必ず四肢が宙に浮いている状態が発生するのです。

ゾウが走る際の時速は40km/hといわれています。実はこの全力疾走中のゾウの足は、どの状態でも必ずどれかの足が地面に付いている、いわば競歩の様な走り方をするのです。

ナマケモノはジャンプしないという事も言われますが、彼らは陸地へ降りる瞬間は宙に浮いていると言えます。ちなみにナマケモノは、その姿からは想像も出来ないくらいの優雅な泳ぎを見せてくれる動物でもあります。