日本でシカといえば最も有名なのが、やはり奈良県の奈良公園に生息するシカでしょう。シカといっても大小様々で、約16属36種のシカが世界中に生息しています。そんな中でも特に変わっているのが、ジャワマメジカというシカです。

世界最小のシカ

マメジカは3属10種が現存しており、その名の通りとても小さなシカです。中でも東南アジアに生息するジャワマメジカは、大人になっても体長は30cm程しかなく、手のひらにスッポリと収まってしまうサイズです。

さらに子どものジャワマメジカは、まるでリスかハムスターのように小さく、重さは数百グラム程度しかありません。

しかしやはり珍しい動物、その数は減少しており、絶滅の危機にあるといわれます。