ナマコは腸を吐き出して外敵から逃げる
ナマコはヒトデやウニなどと同じ棘皮動物(きょくひどうぶつ)に属している生き物です。他の棘皮動物と同じく、あまり活発に動き回るような生き物ではありません。それゆえに、外敵に狙われやすくもあります。
ナマコの生存術
ナマコは食材としても利用されますが、特にナマコの腸などの内臓を塩辛にした「このわた」は、「ウニ」「カラスミ」と並んで日本の三大珍味として数えられます。
ナマコは外敵から身を守るために、自身の腸を肛門から吐き出し、外敵が排出された腸を食べたり気を取られているうちに逃げるという行動をとります。
吐き出した腸は時間経過とともに再生され、今まで通りの体に戻るのです。