例えば映画に原作者である人物が登場することを、大理石や貝殻などに装飾するカメオに見立て、カメオ出演と呼ばれます。遠目からでも一目で分かることからこの名が付けられましたが、なんと『魔女の宅急便』内に、監督である宮崎駿が出演しているのです。

宮崎駿のカメオ出演

『魔女の宅急便』といえば言わずと知れた宮崎アニメの代表作です。13歳の小さな魔女・キキが様々な人々との出会いを通じて成長していく物語が描かれています。

『金曜ロードショー』でも何度も放送されている名作で、『金曜ロードショー』の公式サイトの番組予告ページでも次のようにあります。

上級者のために隠れたみどころを1点。なんと宮崎駿監督が物語後半にカメオ出演しているので、余裕がある人はぜひチェックしてみて。どこだか分かるかな~?

問題となるシーンは物語の終盤。キキは友人であるトンボの救出に向かいます。キキを知る人も知らない人も、突如現れた空飛ぶ少女に町の人々は声援を投げかけます。その中で、街頭テレビに映し出された救出劇を、キキにデッキブラシを貸したおじさんが指差しているシーンの画面右上に、若き日の宮崎駿が登場しているのです。

『魔女の宅急便』に宮崎駿が出演している

是非、もう一度『魔女の宅急便』を見返して確認してみましょう。