都会の水道水は美味しくないということからミネラルウォーターを飲んでいる世帯も多いのではないでしょうか。近年ではウォーターサーバーも流行っており、地方に暮らす方でもミネラルウォーターを選択している世帯は多くなってきています。

ミネラルウォーターは危険？

確かにミネラルウォーターは水道水と違った成分が含まれており、健康にも良いとされる一面があります。しかし乳児に与える際には注意が必要なのです。

赤ちゃんは内臓がまだ未発達なため、ミネラルウォーターに含まれるミネラルを分解、解毒する機能が発達していません。そのため腎臓などに負担がかかり、下痢や腹痛、体調不良になったりする可能性があるのです。

ただしこれは硬水のミネラルウォーターの場合です。水には硬水と軟水の二種類があり、カルシウムとマグネシウムが多く含まれていると「硬水」、少ないものが「軟水」となります。

軟水であれば乳児の体への負担が少なくなるので、粉ミルクなどをミネラルウォーターで作っても問題はないとのことです。