日本では漢字で「珈琲」と書きますが、この漢字が作られる以前は「可否」、「可非」、「骨非」、「骨喜」など、様々な漢字があてがわれていました。1800年前後の幕末の時代から付けられているといいます。一見するとコーヒーはアメリカから伝来してきたイメージがありますが、それは間違いです。

コーヒーの語源

コーヒーが飲まれだしたのは11世紀頃、アラビア人が最初だと言われています。コーヒーの木はエジプトで栽培されており、当時は薬として飲まれていました。次第に薬から嗜好品として広く飲まれるようになり、これがヨーロッパに伝わる際に、エジプトで「カーファ」と呼ばれていたものが徐々になまり、「コーフィー」となり、江戸時代にオランダ人から日本に伝えられたときには「コーヒー」と聞こえたのです。