落花生は英名をピーナッツと呼びます。マメ亜科ラッカセイ属の一年草であり、私たちが普段口にするのはその種の部分です。ここまでの情報だけでみると、呼び方の違いだけのように感じますが、厳密には両者に違いがあるのです。

違いは見た目にあった

落花生は南米原産の植物で、江戸時代に日本に入ってきました。主に食用として栽培されるようになり、花が受粉して落ち、地中で実を生む姿から「落花生」と名付けられました。

食べる際には厚い殻の部分を割って中の実を取り出し、さらに茶色の薄皮を剥いて食べます。薄皮ごと食べる人もいるようですが、剥いて食べる派の方が多数派でしょう。

落花生とピーナッツは、実はこの時点で分かれるのです。つまり、殻または薄皮がついた状態のものを落花生、全て取り除かれて実だけになったものがピーナッツであると厳密には区別されるのです。