ラムネに入っているビー玉は、瓶を形成する際に先にビー玉を入れてから口を閉じたりすることで中に閉じ込めます。ビー玉が入ることでカラカラと音も鳴り、風流さを際立たせますが、そもそもの目的は何なのでしょうか。

ラムネのビー玉の目的

ラムネにビー玉が入れられる製法が作られたのは1872年の事。それまではラムネはコルクで栓がされていました。しかしコルクでは空気が通ってしまうため、炭酸飲料には不向きだったのです。そこでビー玉を入れる事が考案されました。

一見するとカラカラと音がする程、瓶の中をある程度移動することができるビー玉に、栓の代わりが務まるとは思えません。しかし炭酸ガスのお陰で内部から圧力がかかり、ビー玉は上に押し上げられてピッタリ栓をしてくれるのです。

飲むときは傾ける事でビー玉が飲み口からズレてくれるので、ある程度自由に動ける事が重要だったのです。