風邪の諸症状といえば、発熱・咳・くしゃみ・鼻詰まり・喉の痛みなどなど、人によって様々な症状があります。風邪をひいたら多くの人が早く治そうと医者から処方された薬を飲んだり、市販薬を飲んだりすると思いますが、これらの薬で風邪が治る人は地球上には存在しません。

風邪薬の効果

風邪薬の効果とは、炎症を抑えて症状を軽くするためにあります。風邪薬を飲んだからといって、風邪のウイルスが死滅することは決してあり得ず、現代医学において風邪ウイルスを死滅させる特効薬なるものは存在しません。抗生物質はどうかというと、抗生物質は細菌に対して効果を発揮する薬であり、ウイルスには全く効かないのです。

風邪が治るのは、体に備わっている免疫力が戦ってくれるおかげなのです。

では風邪薬を飲む必要がないのかというと、それもまた違います。風邪薬を飲まずに諸症状を引き起こしたままでいると、体力が消耗して免疫力が落ち、結果的に風邪を長引かせることになります。

薬で風邪が治ることはないと書きましたが、薬を飲むことで楽になるのは間違いありません。