白髪はいわゆる老化現象です。ハッキリと目で見ることが出来ることから、白髪を嫌う人は少なくありません。中には20代から白髪が生えてくる人もいるのに対し、40代になってもキレイな黒髪を保っている人もいます。

白髪が生えてくる仕組み

髪の色は髪の毛に含まれるメラニン色素の濃さによって左右されます。日本人は一般的に黒髪ですが、これは髪の毛に含まれるメラニン色素が濃いからです。

髪の毛は毛穴の中にある毛母細胞で作られ、同時にメラニン色素を生成するメラノサイトという細胞も活動しています。このメラノサイトの働きによって、メラニン色素が生成されて髪の毛が着色されるというわけです。しかしこのメラノサイトは主に加齢によって機能が低下していき、完全に機能が失われてしまうと、メラニン色素を生み出せなくなることから、色がついていない白髪が生えてくるのです。

当然、加齢（老化）のスピードには個人差がありますが、20代のように若くして白髪が生えやすい人の特徴として、ストレスや睡眠不足などの生活習慣の悪さが挙げられます。白髪に悩む人は、まずは生活習慣を見直してみる必要がある場合が多いでしょう。