沈黙の臓器と呼ばれる肝臓。病気になっても初期症状などが非常に分かりにくく、臓器がダメになる直前に悲鳴をあげることからこう呼ばれているのですが、肝臓の仕組みを理解すると、その沈黙加減がどこか寡黙な職人のように思えてきます。

肝臓の主な役割

肝臓の仕事は大きく三つに分類されます。

代謝

糖分、タンパク質、脂肪分などを貯蔵し、エネルギーに変換して体内へ供給します。

解毒

アルコールや薬などに含まれる有害な物質を分解し、身体に害がないように解毒します。

胆汁の分泌

老廃物を流すための胆汁を分泌します。この胆汁は脂肪の消化吸収を促す役割も担います。

数え切れないくらいある、肝臓の働き

この他、肝臓には血糖値や体温を調節する機能も携わっています。これらの仕事を細かく分類すると、現在の医学で判明しているだけでも500種類以上もの仕事をたった一つの臓器でまかなっているのです。

肝臓は一度壊れてしまうと薬や医療機器なしでは生きていくことが出来ない可能性が高い重要な臓器です。くれぐれも無理をしないように日頃から摂生するようにしましょう。