縁日と聞くと、どうしても的屋(てきや)と呼ばれる屋台が軒を連ねる姿を想像してしまいます。そもそも縁日とは何なのか、どうして屋台が出るのでしょうか。

縁日と屋台の関係

縁日とは、神社仏閣などにおいて神や仏などに何らかの縁(ゆかり)のある日のことを指します。この日に参詣すると、普段以上のご利益があると信じられてきました。普段は神社仏閣で参拝をしない人でも、特別な日になるとその場を訪れるものです。

ではなぜ縁日には屋台が出店されるのでしょうか。じつは縁日だから雰囲気を盛り上げようと屋台が出ているわけではなく、人が多く賑わいをみせる場所に露天商がやってくるだけに過ぎないのです。