4月は天皇誕生日、みどりの日、昭和の日の3日間もの祝日があり、5月に並んで最も祝日の多い月でもあります。

2016年からは8月11日が山の日と制定され、国民の祝日が年間17日となります。

さて、国民の祝日を「祝祭日」と呼ぶ事がありますが、なぜ祭日という言葉が使われているのか、祭日に関する雑学をお届けします。

祭日とは

日本では皇室の祭祀を行う日とされています。祭祀(さいし)とは、宗教的な行事などの事を指します。

皇室の祭祀は明治節(明治天皇の誕生日)や、紀元節(神武天皇の即位日)などがあります。

夜店が並んで盆踊りが行われて、楽しい想い出が一杯な夏祭りも、ほぼ必ず何かの神様を祀った祭り事であり、祭祀にあたります。

祭日の廃止と現在

現在は祭日の大半が祝日となり、祝祭日と呼ばれるようになった。しかし1948年に国民の祝日に関する法律が制定され、祭日が廃止となった。

言葉として祝祭日は残っているが、実際は祭日は存在していないことになります。