人間は水分なしでは生きてはいけません。食べ物に含まれている水分を除いて、一日に必要なの量は1.5〜2リットルとされます。しかし2リットルのペットボトルを一気飲みしたとしても、実際は数百ミリリットルしか摂取していないことになる可能性があります。

水の飲み方

腎臓の機能の関係上、一度に吸収できる水分量は200ミリリットル程度です。一度に大量の水を飲んでも、腎臓が処理できずに負担になってしまいます。しっかりと水分を吸収するためには、一度に大量に飲むのではなく、コップ1杯の水を10回程度に分けて飲むべきなのです。

また、摂取するタイミングも重要です。まずは起床時に、就寝中に失われた水分を補うために1杯飲みましょう。逆に就寝前にも1杯飲むのが良いです。体の仕組みから、就寝前に水を飲んだ方がむくみが起こりにくいです。食事中にも1杯の水を飲むと良いですが、あまり飲み過ぎてしまうと食べ物の消化が悪くなってしまいます。あとは日中に適度に水分を補給するように心がければ問題はありません。

ダイエットや健康のために飲み物を水に限定する方も多いでしょうが、効果を発揮するために大事なのは用量とタイミングなのです。