マラカスは左右で音色が違う
マラカスは珍しい楽器の一つですが、カラオケ店などにも置いてあり、気軽にその場を盛り上げることのできる楽器でもあります。マラカスは体鳴楽器と呼ばれる部類の楽器で、マンボやサルサなどのラテン音楽に用いられます。
マラカスの中身
そんなマラカスの中身は、マラカの実を乾燥させたものが入っているのが本来のマラカスです。マラカの複数形で「マラカス」というワケです。本来はマラカの実が入っているのですが、マラカスを振り続けていると摩擦によって中の実が劣化してしまい、音質が変わってしまいます。そのため、現在では合成樹脂製のものが入っていることがほとんどのようです。
マラカスは左右の手に一本ずつ持ち、シャカシャカとシェイクして奏でる楽器ですが、じつは左右のマラカスで音階が違うため、その音色も違うのです。