学校を卒業後、定職につかずにアルバイトなどをしている人を「フリーター」と呼びます。一般の人が定年を迎える60歳、65歳の年齢までフリーターを続けることは可能なのでしょうか。

今回の雑学では、フリーターの定義についてご紹介します。

フリーターとは

「フリーター」は和製英語の造語で、「フリーランス・アルバイター」の略です。フリーターに含まれる職種は、アルバイトやパートタイマーだけではありません。非正規雇用である契約社員、派遣社員もフリーターに含まれるのです。

ちなみに「アルバイト」そのものが和製英語であり、本来は「パートタイマー」と同じく「パートタイムジョブ(決まった時間に働く)」や「パートタイムワーカー」というのが正しい言葉になります。

フリーターには年齢制限がある

実はフリーターは誰しもがなれるものではなく、年齢制限があります。義務教育が修了した年齢15歳から34歳までの若者に限り、フリーターとなることが出来るのです。35歳を超えてしまうと、「無職」あるいは「日雇い労働者」となってしまいます。

これは厚生労働省が発表している定義ですので、35歳を過ぎて不定期な仕事をしていれば、それは国にとっては無職である。と言われてしまうのです。